さて、ここからは観光メニューの中でも

人気の高いグルメ色をメインとした企画を

3つご紹介します。

かつての地場産業と食文化を学びながら、ジンギスカンパーティー♪

江田島町中央のホテルご安航。

屋外に設置された会場では

ん?お肉が…
ジューッ!モクモク……えー、なになに~⁉

こちらは…羊の肉でございます!

江田島町内ではかつて、

羊の飼育が盛んだったのです。

…というわけで、パネル写真も参考にしながら
緬羊のまちとして有名だった
江田島町の歴史への理解を深めます

旧海軍兵学校(現・海上自衛隊

第1術科学校)が立地していた

江田島町では昭和14年ごろから、

兵学校へのウール提供のため

緬羊飼育が始まったとされています。

食糧難となった終戦後は、

羊の肉もよく食べられていたそう。


その後、海上自衛隊第1術科学校

見学客がみかん農園でジンギスカン鍋を

囲んでランチをするという観光コースも

定着するなど、昭和40年代ごろまで

羊の肉は地元でなじみ深かったとされています。

衣、食、観光と、江田島町内で地場産業の

一翼を担っていた緬羊についての知識を深めた

ところで、往時をしのびながらジンギスカンを

いただきます。

三世代で鍋を囲む参加者も

ジンギスカン鍋のお供のタレには、

こちらを使用。

能美町中町の『めん処にしむら庵』が
江田島で使われていた
ジンギスカン用タレの味を
復活・開発した商品です!


羊の肉が食べられていた当時、

江田島町内では地域でタレのレシピが

共有されたり、オリジナルのタレを

考え出す家庭も登場。

かつて家庭の味となっていたジンギスカンの

タレの再現を目指し、この度商品化に

こぎつけたそうです。

ピリ辛の味に柑橘の爽やかな風味が
ミックスされたタレが、
歯ごたえある羊肉を引き立てます!

「子どもにも食べやすい歯ごたえだった」

「江田島にジンギスカンの文化があったことを

初めて知った」など、市内外から参加した

幅広い世代の人たちから感動の声が

寄せられる企画になりました!




高級ステーキとアコースティック生ライブで、優雅なひとときをコーディネート

続いては江田島と食をテーマに

大人のラグジュアリーな休日を

演出した『自然に囲まれた民宿で

高級竹炭牛ステーキを食べよう!』

をご紹介♪


会場は、沖美町是長の『体験民泊コンベイ』。

緑に囲まれたペンションのような
雰囲気の中で、ゆったり過ごせる空間

本日のメインメニューは、超高級牛

『広島ビール牛』のステーキ!

江田島市内に繁茂する竹林から

伐採された竹を素材にした竹炭を

使用して焼いていきます。

江田島市の『ふるさと物産』製造の竹炭。
フウドの物販コーナーでも人気の商品です。

江田島の竹の炭で焼き上げたステーキ、

江田島市内の生産者から調達した野菜を

食材とした料理に舌鼓を打ちます。

明岳周作市長(中央)、そして
ライブコマース配信時に続き
矢野帆夏さん(左)もゲスト参加!

江田島市内のアーティストによる

アーティスティックライブも上演。

フォークギターやハーモニカの調べ、

歌声に耳を澄ませながら笑みの

絶えない非日常的な時間を過ごしました。


日ごろからコンベイに宿泊に来ているという

家族連れの参加者も、「今日は素敵な

生演奏も聴けて感動した」とにっこり。

江田島で得られる体験や思い出を

アップデートいただけたご様子でした。

沖美町・能美町をぐるっとサイクリングでプチグルメ旅

最後に、サイクリングで江田島市内の

ホットスポット巡りとグルメを楽しむ

『エタジマイスターと行く、ふれあい

グルメサイクリング』。

電動レンタサイクルで海沿いの道を走ったり、
江田島市ならではの美味に出会う旅がスタート!

生き物や自然とも触れ合うワクワクの

サイクリングガイドツアー。

…というわけで、いきなり登場!

おぉ~!こちらは山羊と共存する循環農園を

手掛ける『トカランド』の牧場(沖美町是長)ですね。


日本固有種のトカラ山羊を間近に観察




宮島・山口県岩国方面を対岸に、約500メートルの

白い砂浜が続く入鹿海岸も訪れます。

海岸エリアにたたずむ入鹿明神社や
宿泊施設『Uminos Spa&Resort』
(是長)も見学

昼食には、新鮮な魚料理で人気の『天せい』

(能美町鹿川)を訪問。

海の幸でしっかりと腹ごしらえ

グルメがテーマとなっているだけあって、

ランチ後も江田島ならではの食を追求

するコースが続きます。

焼き牡蠣スペースやサイクリングスタンド
もある山岡水産(能美町高田)へ!
購入した殻付き牡蠣を早速
スペースで焼いて…『いただきまーす!』
「あー、おいしかった!」
同じく高田のマルサ・やながわ水産
もお邪魔します!
店舗前に設置された生かきの自動販売機を見学

他にも、同じくえも博メニューである

『島暮らしに興味ある人集まれ vol.2』

会場内で開かれているコラボ企画

の展示品を見学したり。

江田島市民の写真、インタビュー記事、特産品、
アートなどが並ぶ会場(高田・Ponte TAKATA)


香り豊かな珈琲焙煎店

『Coffee Roast Sereno』(能美町鹿川)

で、ひと休み。

サイクルスタンドも完備
珈琲豆の説明を聞きながら、各自で
好みに合いそうな種類を選びます。
オープンカフェ席でコーヒーの豊かな香りと
味わいを楽しみながら、くつろぎのひととき

江田島の魅力を伝えるサイクリストによるガイド

付きプチトリップなだけあって、参加者からは

「地元の人でないと分からないような

ルートも通れた」と高評価の声が寄せられました。

サイクリングを始めて数カ月という参加者も

「海沿いを走るイメージだったけど景色の良い

高台に行けたし、いろいろな体験ができた」

と満足顔。


江田島でのおすすめサイクリングコースや

グルメスポットの発掘につながる

メニューになったようです!