江田島市の暮らしを追体験する観光メニュー
が市内やオンライン上で展開された
『えたじまものがたり博覧会』(えも博)。
海、食、癒やし、風景などをテーマに
多彩な20企画が2022年春に繰り広げ
られました。
潜入レポも交えながら、その様子を
ご紹介します。
3年越しで知名度を上げてきた体験型観光メニュー
江田島市内で『えも博』の名前が
知られるようになったのは初開催予定
だった2019年度のこと。
同年度末に開催予定としていましたが、
新型コロナウイルス感染症の世界的な
大流行により、直前に中止されました。
そのため翌2020年度はオンライン上を舞台とした
12の観光メニューを企画。ようやく初開催
にこぎつけたという経緯があります。
ちなみに、その時のメニューはこちら。
歴史を学ぶガイドツアーや眺望スポット
からの生中継を交えた企画がそろい、
「オンラインでもグッと体験感が上がる」
「江田島の景色を楽しめた」といった
感想も寄せられ好評を博しました。
3年目の地元開催をプロモーション!ライブツールで発信も
そして地元開催を目指した2021年度。
やはりコロナの影響で一度時期延期となり、
年度末の2月末~3月に
『2022年春 えたじまものがたり博覧会』としての
開催が実現したのでした。
実施したのは以下の20プログラム。
〇気前のいいお兄さんの畑で収穫体験
〇お話上手な陶芸職人と作る島ならではの陶芸体験!
〇こどもと全力で遊ぶ嶋愛ちゃんといく、親子トレッキング
〇江田島の食文化、復刻!ジンギスカンを食べよう
〇西原館長を訪ねて!癒しのひととき
〇自然に囲まれた民宿で高級竹炭牛ステーキを食べよう!
〇自慢の高級地鶏を堪能!捌き体験と大自然BBQ
〇ビーチクリーン&海ゴミ観察
〇築100年超の旧みはらし旅館で島の味・見体験
〇冬の海で海水浴☆できるの⁉できちゃうの‼
〇子どもと全力で遊ぶ嶋愛ちゃんといく、親子カヌー体験
〇YAMA-BAR@三高山砲台跡
〇えたじまかきカキさんぽ IN 三高
〇こどもと全力で遊ぶ嶋愛ちゃんといく、田んぼ遊び
〇エタジマイスターと行く、ふれあいグルメサイクリング
〇島暮らしに興味ある人集まれ vol.2
〇心が震える!夕陽で整えるヨガとマインドフルネス
〇牡蠣の水揚げ現場体験!鮮度抜群の牡蠣を食べる!
〇術校・陸奥砲塔見学と町歩き&カレイライスを食す会
〇江田島の新鮮お魚市場 in大原漁協
各メニューの企画者は当日に向け、
産業観光、体験型観光ツアー、ガイディングに
ついて外部講師を迎えたセミナーを通して
知識を蓄え、プログラム開発に取り組みました。
そして開催直前には、SNSなどでライブ配信しながら
視聴者とコミュニケーションできるツール
『ライブコマース』を使ってえも博をPR。
オープンして約半年を迎える能美町中町の
ホテル『江田島荘』を舞台に、えも博の
一部プログラムのコーディネーターが集合。
ゲストの江田島市広報大使・STU48矢野帆夏さん、
広島県出身タレントのドロンズ石本さんと
絡みながら江田島の魅力や各プログラムの
見どころなどをPRしました。
こうして準備を重ねてきた2022年春のえも博は、満を持して決行されたのでした。