新型コロナウイルス感染症の
まん延防止等重点措置期間をまたいで
開かれた2022年春のえも博。
体験観光メニューの中には、
オンラインの力を駆使した取り組み
が見られる場面もありました。
そこで、感染症のリスクを軽減し
自宅からでも気軽に参加できるやり方を
生かした3メニューを、まずはご紹介します❕
牡蠣と花卉のまちの探訪をオンラインでも体験!
一つ目は、ハイブリッド形式で開かれた
『えたじまかきカキさんぽ IN 三高』。
江田島市西北部の沖美町三高地区を、
地元の方のガイド付きでお散歩していきます。
三高のまちや地元の人たちとの触れ合いを
深める現地の一行に、撮影部隊が密着!
例年この時期に、特産物の牡蠣と花卉を楽しんでもらう
「江田島市かきカキマラソン大会」の舞台にも
なっている沖美町。
コロナの影響でマラソン大会は中止が続いていますが、
今回のかきカキさんぽの参加者は牡蠣打ちの見学・体験
・実食を楽しみ、最後に沖美町で栽培された
スイートピーが贈られました。
一方、オンラインでリモート参加した人たちにも
沖美町産殻付き牡蠣や押し花、写真が送られていて、
「大ぶりな牡蠣で驚いた。空も海もきれいな
江田島に近々行ってみたいです」という
感想が寄せられていました!
新しいコワーキングスペースで、移住者のリアル体験談を生配信!
2つ目のオンラインを駆使した企画は、
『島暮らしに興味ある人集まれ vol.2』。
昨年に続き2回目となる企画で、
今回は能美町高田に今年オープンした
ばかりのコワーキングスペース
『Ponte TAKATA』から生配信!
関東・沖縄方面からここ3年のうちに江田島市に
Iターン・Uターンしてきた人たちが出演し、
キッチンカーの運営やリモートワーク、
市内事業所での勤務といった現在の仕事内容などを報告。
「江田島でダイビングを楽しめる環境を充実させたい」
と抱負を語ったり、
「移住者のコミュニティーの規模が
大きいと聞いていた」
「移住後にスムーズに友人ができた」
「島内に100均やファーストフード、コンビニも
あるし、広島市内にも近くて便利」
「自然に囲まれていて同学年以外の
子どもとも触れ合いやすく、子育てを
するのに恵まれた環境」などリアルな
島情報・島暮らしの感触を告白。
同時期の会場内では江田島市民の
オフショット写真やインタビュー記事
などの資料、特産品、地元アーティスト作品を
展示・紹介する『GoON ETAJIMA!』企画も
繰り広げられました。
現地で、オンライン上で、さまざまな形で江田島情報を
発信する場になっていました❕
江田島で獲れたての魚介類をオンライン上で見物&即オーダー!
さて、オンラインを駆使した3つ目のメニューは大柿町の
大原桟橋で繰り広げられた『江田島の新鮮お魚市場
in 大原漁協』。現地とオンラインの両参加者が
江田島市沖で獲れたての魚介類を漁師さんから
直接購入しました。
広島市内から参加した釣り好きの
2家族の参加者は、
「スーパーでも新鮮な魚は売っているけど、
実際に魚を処理する作業を間近で見て
迫力に驚いた」
「子どもたちも学校や塾で漁法を勉強する
機会はあるけど、今日は実際に漁師さんに
触れられ貴重な経験になったと思う」と満足顔。
そしてここでも、オンラインツールが活躍!
スマホ画面越しに生の魚介類の映像を紹介しながら
企画者側も「刺身にしたらおいしいと思います」
などアドバイスをして、注文を取りつぎます。
オンライン参加者も「キビナゴありますか?」
「どれぐらいの大きさですか?」など質問を
しながら、瀬戸内で獲れたお気に入りの
魚介類を選んでいきました。
オンラインを通じて注文された魚介類は
そのまま参加者の元に発送されました。
生映像を観ながら現地の人とやり取りするという
やり方を通じて、オンライン参加の方たちも
現地で実際にお買い物をしている気分を
体験できたのではないかな、と思います。
時流に乗ったハイブリッド・オンライン形式の
プログラムによって、現地で直接イベント参加できない
人たちと江田島市がつながるきっかけを
大いに広げることができました❕